私たちは普通、何かをやって頂いた時とか、
単純に何か品物を頂いた時に、「ありがとう。」と
お相手に感謝をいたしますが、
どなたかとお話しをしている時はいかがでしょうか。
ん? 何に対して??
とお思いになったかたもいらしゃるかもしれませんね。
私たち、どのような人にも同じように時間が
流れていて、その中で、どなたかたと
コミュニケーションをとっている時は、お相手の
人生の時間の一部を自分に使って頂いているのだ、
ということを日頃から意識していることが大切なのです。
ですから、その時間を頂いていることに
いつも感謝をしていなければなりません。
感謝する意識があれば、その時間をけっして
無駄にはしようとせず、伝えたいことに責任をもち、
言葉の選び方も自然と気をつけるようになると思うのです。
的を射ず、だらだらと自分の話ばかりすることは
もちろん避けたいですし、お相手のお話を聞くということにも
きちんと向き合えるはずです。
気持ちよくお相手に話を聞いて頂けるように、
聞いて下さっている方に感謝しながら、その方の反応も
見て、感じて、話を進めることが大事ですね。
その時間に感謝する。
聞いて頂くことを当たり前だと思わず、
お相手に感謝。
心地よいコミュニケーションの秘訣の1つです。