私たちは、たくさんの人たちに支えられながら
生きています。家族や友人、そして仕事関係の方々や
新しく関わりを持った方々まで・・。
決して1人で全てが出来ているわけではない、
ということを常に念頭に置きながら、いつでも
感謝の気持ちを持っていることはとても大切なことだと
つくづく感じます。
そしてその中で、少しでも周りの方々を不快な思いに
させないようにするために、「気配り」というのが
とても重要になってくるわけです。
「気配り」とは、そのまま文字通り、「気」を配る
ということ。でもその時に、自分自身に「気」がないと、
つまり「エネルギー」がないと、他人に対して心地よい
「エネルギー」を配ることはできません。
疲れていたり、満ち足りていなかったり、
自分が充分でないと、自分のことだけで精一杯に
なってしまうのです。
弱気になっていたとしたら、マイナスの感情ばかりで、
とてもプラスのエネルギーを発することはできません。
まずは、自分の心の中に、しっかりと「気」を
満たすこと。そして、それから、感謝の気持ちを込めて
自分の中に十分満たされた「気」「エネルギー」を
周りの方々に配って参りましょう。
あたかも気を遣っているような、表面的な態度や、
心が全く伴わないような態度、かえって気を
遣わせてしまうような言動・・そのようなものは、
周りの方々の心にまで響くことは決してありません。
心地よい「エネルギー」。
プラスの感情で満たされた「気」。
それを届けること。それこそが「気配り」なのだと思います。