相手が驚くレベルまで徹底する

 ホテルのチェックアウトの時や、公共のお手洗い

などを使った後、新幹線や特急電車を降りる時など、

皆さまはどのような状態で出てこられますか?

電車で、倒した座席はそのまま、食べたものや

新聞、雑誌を置きっ放しにするのは、

もう論外ですが、(意外と多いのには驚きです)

お手洗いは、汚さないまでも、元と同じ状態、

ホテルはまあ、ある程度、整えて出てくる、

というのが一般的かと思います。

 私は、歳を重ねるにつれ、やはり、洗面所は

水しぶきぐらいは拭き取っておこう、

その方が、後で使う人も気持ちが良いでしょうし、

ホテルのチェックアウト時も、若い時よりは、

もう少し丁寧に意識して整えるようにしよう、

という思いでいます。

でも、ある大手企業の会長さん(男性)、

使ったホテルのお部屋を、使う前よりきれいになっている!

という驚きの徹底さで整えるそうです。

ホテルだとなおさら、お金を払っているのだから、

使ったままでもいいと思う人も多いようですが、

そのお部屋を後で片付ける人のことを考えて、

綺麗にされたお部屋を見て、手を合わせたくなる

ぐらいの徹底ぶりでやることで、

自分自身の心も磨かれていくのだと思います。

 何に対しても、だいたいこの程度・・ぐらいしか

やらなければ、普通の人。

驚くレベルまで徹底してやる意識を持ち、

またそれを習慣にできれば、見えない誰かが

良い気分になるでしょうし、

きっと自分自身が成長していくはずです。

それは、大きな事をやるというのではなく、

日常の身の周りのこと、普段のお仕事上でのこと、

外出先でのこと・・日々、今まで普通に、

何気なくやっていること。

そう。「凡事徹底」。

改めて、私も心に決めたことの1つです。

 それにしても、東京往復の特急ひたちに乗ると、

本当に、やりっ放しの座席が目につきます。

東京からの帰りは、いわきが終点なので、

せめて、その車両に置かれたままのゴミぐらいは

今度、私が降りる時に、全て捨ててみようかしら、

と思います。 まだまだそれは、

驚くレベルの徹底には至りませんけれどね。

まずは、できるところから・・。 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 新刊「 夢の音読 」

〜心が前に歩き出す 365 日の言葉の花束〜

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 

2024年10月
« 9月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031