テーブルマナーと言うと、高級フレンチレストランでの
お食事だし、堅苦しく感じたり、でも知っていないと
いざという時に恥をかきそうだし・・と思われがちですが、
いつもお伝えしていますように、
マナーは決して堅苦しいものでも、
恥をかかないためでも、かっこよく見せるためでもなく、
お相手に不快な思いをさせないためであり、
その場に心地よい空間を作るためでもあります。
恥をかかないためだと思ってマナーを学ぶと、
形式上のルールを頭に入れるという表面的なことに
とどまってしまいますが、お相手に対する思いやりの
気持ちを形に表したものとして学ぶと、
とても温かな気もちで、お食事をすることができ、
またその時の会話も心から楽しむことができるはずです。
マナーは私には関係ないわ。
あまりちゃんとした場所にも行かないし、
マナーを学ぶなんて柄に合わない・・なんて
思われる方もいらっしゃいますが、
それはとても残念なこと。
生きている限り、そして人との関わりがある限り、
どなたにでも必要なスキルなのです。
今日は学生さん2人とお母様&お祖母様という
3代のご家族のテーブルマナーレッスンをいたしました。
学生のうちからマナーを学ぶって、素晴らしいこと。
本当に素敵なご家族で、私自身も
とても楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
一番きちんとしたマナーを正確に覚えておくと、
あとは、いくらでもカジュアルな形に崩すことは
できますので、知っておくというのは、
自信にもつながるはずです。
学生さんは特に、これから社会に出て行くのですから、
素敵なレディとして(もちろん男性であっても)
世の中で、いつでも思いやりの気持ちを持って、
その場を心地よい空間にすることができれば、
とても素晴らしいことですね。
そういう若い方たちが増えると頼もしく思います。
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