世の中には自己肯定感の低い方、高い方、
色々だと思いますが、低すぎると、いつも
私なんか・・とか、どうせ無理だから・・
などと言いながら、自己否定をしてしまいますし、
高すぎても、結構危ないこともあり得ます。
高すぎるというのは、本当に、自分が一番正しいとか、
どのようなことに対しても自信が100%あるとか、
周りを見ずに、怖いもの無しで、物事を進めてしまう
パターンです。
そうすると、自分の本当の姿が見えなくなってしまい、
周りに迷惑をかけることもあれば、あるいは、
迷惑はかけずとも、意外と周りからの評価は高くない
にも関わらず、自分の足りないところが分からないので、
成長がストップしてしまいます。
それよりも、やはり、程よく自分自身の至らない部分、
できないこと、欠点などを認めて、そこを何とか
改善しようと努力することで、人は成長するものです。
それが向上心。
そう。完璧な人はいないのです。
だから、完璧でなくてもいいのです。
完璧を目指すのではなく、より良い状態を目指すこと。
しかも、それは、他人と比べてではなく、
昨日の自分より今日の自分。先月の自分より今月の自分。
去年の自分より今年の自分。というように、
自分自身を比べてみて、少しでも成長するように
努力することが大切です。
達成したこと、できたことを褒めて、
小さな成功体験の積み重ねで自己重要感を高めるのは
とても大事ですが、そこで、自分に満足してしまっては
あとは成長どころか衰退するだけ。
誰もが歳をとるわけですから・・。
ですから、少しの不足感とそこを埋めようとする
向上心。何歳になっても持っていられると良いですね。
最期まで成長していたいなと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
新刊『 夢の音読 』
〜心が前に歩き出す 365日の言葉の花束〜
Amazon・全国書店にて発売中!
Amazonはこちらから→☆