自分がコントロールできないものに期待をし過ぎない

 家庭でも仕事場でも、社会の中でも、

私たちは何らかの周りの影響を受け、それにより、

感情が左右されたり、ストレスを感じたりします。

その1つとして、人との関わりの中で、

自分の思っている通り、予想している通りに

他人が動いてくれない時。

 私たちは、強く意識はしていなくても、

知らず知らずのうちに、周りの人たちに対して、

期待をしていたりするからです。

どうして、言ったことが伝わらないのかしら。

どうして、言ったように動いてくれないのかしら。

どうして、いつも遅れてくるのかしら。

普通は、このぐらいやってくれるはずなのに。

普通は、こう思うはずなのに。

などと、自分基準で考えていて、

そこから外れた行動を相手がとると、ストレスに

なるわけです。

 それなら、最初から他人に対して過度な期待は

しないようにした方がずっとよいはず。

他人のことはもともと、自分でコントロールが

できないのですから。

 親が子どもに対して過度な期待をしているのも

子どもにとっては大きな負担。

1人の人間として考えた時に、親は子どもを

コントロールすることは決してできないですし、

してはいけないことです。

 子どもに対してでも、他人に対してでも、

期待をし過ぎなければ、つまらないところで、

感情的になったり、イライラしたり、

しなくてよくなります。

そのことが原因でいつまでも消化しきれずにいても

期待をし過ぎなければ、気持ちが楽になってきます。

 人間関係でストレスを感じた時、

相手に対して期待をかけ過ぎていないかどうか、

一度立ち止まってみて下さいね。

 

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