准看護学校での第2回目の講義は
セルフコントロールの大切さと傾聴について。
傾聴のことは、看護学生であれば、
他の授業でもやるかとは思いますが、
私の視点で、特に共感的傾聴の重要性をお話し、
また、患者さんのケアのことに関してはいつも
勉強していても、自分自身を知るということは
なかなかやらないかなと思いまして、
セルフコントロールの大切もお話するようにしています。
でも、看護職の方に限らず、どなたでも、
自分自身を大切にすることはもちろん大事。
いつもお伝えしますように、他人のために優しさや
愛情を注ぐためには、自分がしっかりと満たされて
いないといけないからです。
そのために人とコミュニケーションを取る前に、
まずは、自分とのコミュニケーションを取ること。
しっかり自分ミーティングして、自分を受け入れて
認めること。そこが大切です。
そして、自分の好きなところを沢山見つけられると
良いですね。
人は皆だいたい、自分の嫌いなところ、欠点は
すぐに見つけられるのに、自分の好きなところは
なかなか見つけられないものです。
若い学生でも、自己肯定感が低くて、全く
自分の良いところ、好きになれるところがない。
と言う子もいたので、もっともっと自分のことを知って、
受け入れてほしいな、認めて欲しいなと
思うところです。
人生限られた時間しかないのですから、
時々自分ミーティングして、今の自分を知り、
それから、ありたい自分を明確にし、
何を求め、何をしたくて、何を心地よいと思うのか。
心の奥底にあるものを掘り起こしてみて、
そしてそれから、人との良いコミュニケーションが
とれるようになると良いですね。
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