気づきを生かさなければ、気づいていないのと同じ

 私たちは様々なところで「気づき」を得ます。

本を読んでいる時、テレビや映画を見ている時、

どなたかとお話をしている時、セミナーや講義を

受けている時、あるいは自分で何かを考えている時に

ふと閃いたりすることもあるかもしれません。

大体は何かの情報を得た時にそれがきっかけで

気づくというのが起こることが多いものですが、

何がきっかけか分からないけれども、今まで気にも

とめていなかった事柄や状態にふと注意や関心が向く

ということもあります。

 さて、そこからが重要。

その「気づき」をどうしましょう。

気づいて納得、だけでは実は気づいていないのと

あまり変わりはありません。

気づく、ということは、何か新しい視点を持てたり、

隠れていた内なるものが現れたりしている状態ですから、

そこで次に何かの行動に移すことが大事なのです。

 「気づき」に基づいた行動はとても大きな意味を

持つはずです。変化が起こるかもしれませんし、

何かを深めていくことができるかもしれません。

自分を成長させ、そしてより世の中のために

動くけるようになることもあるでしょう。

自分自身をしっかりと見つめなおしたり、

もっと周りに優しくなれたら、人間関係が

とても上手くいくようになることもあります。

 ですから「気づき」を得たら、そのままにはしないで、

日常の中ででも、お仕事の中ででも、ぜひ、

どのように生かせるのか、考えてみて下さいね。

そして、少しずつでもよいので、

行動してみましょう。

 静かにゆったりと流れる時間の中で

静かに心の中に湧いてくるのもまた「気づき」。

私も大切にして参りたいと思います。

 

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