自分の世界観も他人の世界観も大事にする

 ある中学生生徒のお話・・。

彼女はあまり小説を読むのが好きではないと

いつも言います。

英語も大事だけれど、日本語の文章も大事だから

どのような本でも良いから、できるだけ読むように

常に勧めているのですが、先日、ポロッと

このようなことを・・。

「私、どうして小説が好きではないかと言うと、

小学校の国語の時間に小説なんかを読んだ時に、

自分のイメージする世界とか感じることが、

みんな(多数派)と違って、それをいつも先生に

否定されていたからなんだ・・。

今でも結構、そんな感じ・・。」と。

え〜〜〜〜〜〜っ!!!

驚きました。

 学校の国語って、何なのかしら?

決して、こうあるべきという考えを押し付けたり、

1つの正解を導き出すものではないはずです。

本当に残念なことを聞きました。

この子の世界観を大事にして欲しかった・・

と心の底から思います。

 イメージするもの、世界観というのは、

大人であっても人それぞれ異なります。

それ以上に子どもというのは、大人の想像を

遥かに超えた世界もあって、大人の考える枠に

はめてはいけませんね。

そして、結局大人になっても、それは同じ。

大多数の考え、アイディアが、いわゆる「普通」

というように捉えられがちですが、

たとえその一般的と言われるものから大きく外れて

いたとしても、それはそれで、尊重しなくては

いけないはずです。

 自分の世界観を大切にすることも勿論大事。

周りに流されたり、過度な影響を受けてしまわず、

自分が本来持つ感覚や価値観、そして潜在意識から

湧き出てくるものなどを大切にし、また、

その感覚を研ぎ澄ましていくことで、また、

心が豊かにもなってきます。

 そして、自分とは全く異なる他人の世界観も

そういうものもあるのだ、ということを

しっかりと受け止めて、大事にし、また、

その違いを楽しむぐらいの余裕も必要です。

 中学生の彼女が持つ独特の世界。

問題などを解く時に、それが弊害になることも

もしかしてあるかもしれませんが、

私はそれを大事にしてあげたいと改めて思います。

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