古代エジプトに触れて

 本日はいわき市立美術館で開催されている

『古代エジプト美術館展』に行って参りました。

こちらは、2009年にオープンしました日本唯一の

古代エジプト専門美術館「古代エジプト美術館 渋谷」

のコレクションを館外で大規模に公開する初めての

試みなのだそうです。

「古代エジプト美術館 渋谷」は菊川匡氏によって

収集され、先王朝時代からローマ支配時代までを

網羅しているという素晴らしい美術館。

いわきで実際にその内の200点もの品を見ること

により、その3000年もの巨大文明に触れることが

できるというのは、大変貴重な機会でした。

 古代エジプト人は、自らが存在するこの世界や

宇宙は創世神によって創造されたもので、その後、

数多くの神々が誕生していったと考えていました。

そのような神々との繋がりや信仰心、死生感等は

日本の信仰心や死生感とも通じるところが

あるような気がいたします。

そこから発展する文明や衣食住の習慣等も

とても良い状態で現存されている多くの作品から

伺い知ることが出来、一点一点が大変興味深い

ものでした。

 宇宙の誕生から見たら、人類の歴史は本当に

浅いものではありますが、それでも、

紀元前3000年という古い時代にこれだけの

文明があったというのが驚異的なことのように

改めて感じられた次第です。

 漢字の象形文字は、古代エジプトで使われて

いた神聖な文字「ヒエログリフ」と似ている

ところもあり、これもまた、興味深いことの

1つでもあります。

 日本は国旗が日章旗なことでも分かります

ように、古来から太陽の存在を大変大切に

していました。

古代エジプトも、毎朝太陽が出て、夕方には

西の地平線に沈んで太陽の死を迎え、

また反対の東の地平線から必ず再生するという

太陽の日々の運行の中に、死と再生を見て、

太陽信仰を重要なものとして考えられていました。

 やはり私たちは宇宙、自然に生かされている

ということ、その宇宙の自然の摂理を大事に

しなくてはいけないということも改めて

考えさせられるようです。

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