コスチュームジュエリーとファインジュエリー

 日本では装身具のことを一般的に

アクセサリーと呼んでいますが、

アクセサリーというのは本来、欧米を

中心とした諸外国では、主に女性が身に

つけるもの全て、つまり、帽子、手袋、

スカーフ、ハンドバッグ、靴、ブローチ、

ネックレスなどの総称で、その一部である

装身具は、コスチュームジュエリーや

ファインジュエリー、シルバージュエリー

などと細分化されています。

 では、コスチュームジュエリーと

いうのは何かと言いますと、

その時代の流行、話題、世相を強く反映した

流動性の高い装身具を指していて、ゆえに、

流行が終わると、それが求められなくなり、

廃れていくという特徴があります。

素材も鉄、鉛、合金などの諸金属、そして

羽、毛、骨、革といった動物性のものから、

ガラス、ゴム、プラスチックまで様々。

 一方、ファインジュエリーというのは、

金やプラチナという貴金属、そして、

ダイアモンド、ルビー、エメラルドという

宝石など、高価な素材をふんだんに使用し、

凝ったデザインでごく少量が製造されます。

そして高価であることから、世代を超えて

受け継がれていく装身具になるわけです。

(アクセサリーミュージアム館長

  田中元子氏より) 

 田中氏のお話を伺って初めて知りました。

そして、その歴史を先日、実際に拝見する

機会があり、とても感動いたしました。

装身具というのは、エジプト文明などを

紐解いても、ファラオのお墓に必ず、

添えられているなど、とても貴重で大切な

ものであるのは私たちも知識として、

そして時々、その展示会などで見ることが

できますが、

また、それとは違う観点から集められた

1800年代〜2000年代までの装身具、

コスチュームジュエリーを田中氏の

分かりやすい解説を伺いながら拝見し、

その素晴らしさに息を呑むほどでした。

 知らないことは、どの分野でも勿論

ありますが、装身具という身近なものでも

歴史を見ると、また、現代の装身具の

見方も変わってくるような気がいたします。

もともと、流行りのものより、

娘にもあげることが出来るような

長く使えるジュエリーを好みますが、

これをまた、様々な観点からその美しさを

見てみますと、研究の余地は沢山ありますね。

 真の美しさというのは、先日もお話

いたしましたように、内面から出てくる

ものであり、決して表面を着飾ること

ではないのですが、それでも、その内なる

美しさを、外面を少し飾ることによって、

より美しく見せることが出来るのも事実

ですから、上手に使いながらファッションを

楽しむことができると良いですね。

もちろん男性であっても同様です。

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