和服で・・

 久しぶりにお着物を着ました。

20年以上ぶりです。

本当は好きなのですけれども、

箪笥の肥やしになっていて、

自分が何を持っているのかも

忘れてしまうほど。

でも、お着物はよほど派手なものや

奇抜なものでない限り、歳を重ねても

着ることが出来るのが良いですね。

 20代の頃には、京都で反物を染める

工程も見たり、お着物に関して学んだりして、

着るだけでなく、様々な形で触れる機会が

あったのも懐かしいこと。

今では他の方々がお召しになるのを

拝見するばかりでした。

 でも、久しぶりに袖を通しますと、

その肌触りや絹が擦れる音も心地良く、

日本人として嬉しく思う日でもありました。

呉服屋を営んでいた祖父も天国で

見ていてくれたかしら、などと

かつての祖父の姿も思い出しながら、

また、たまには着てみないと・・と

思っております。

 「和服の面白さは、きものという平面と

それを横切る帯の組み合わせ、そして帯あげや

帯〆という細い色彩を加えるコーディネートの

自由なところである。」

「定型のきものの心強さ、生命の長さ、

ものを粗末にしないという精神というものは、

大切にしたい。」

「日本の四季には詩(うた)があり、

きものは詩心(うたごころ)を包みながら、

季節を語りかけます。」

染織研究家、随筆家としてご活躍され、

メディアや講演会などで、日本の伝統文化の

素晴らしさを広められていた木村孝先生の

生前のお言葉です。

そのお上品なお着物姿は、90歳を超えても

お変わりなく最期まで美しく、

多くの方のお手本でいらっしゃいましたが、

1年という短い期間ではあっても、

孝先生に様々なことを教わりましたことが、

今でも本当に有り難く思われます。

 日本人としての姿を今後も大切にして、

微々たることであっても、後世にも伝えて

いきたいと改めて思いました。

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