英語教室で中学生にはよく、1~3個の質問を英語でしてもらいます。何でもオッケーなので、難しい
構文を使う必要は全くなく、習った簡単な表現で聞けばよいのです。ただ、これが慣れるまでは意外と
難しく、何を質問すれば良いのか分からず、時間のかかる子が多いのが実際です。 自分が何を聞きたい
のかをきちんと整理できていないと、質問することが出来ませんが、何とか生徒たちに質問してもらうと、
私はそこから膨らませて、少し長めのストーリーを英語で話し、その後、会話を進めるようにします。
会話をする上でも、質問力というのはとても大切で、こちらは、ただ闇雲に何でもお相手に聞けばよい
というのではなく、お相手のことを理解した上で、さらにその理解を深めるために聞くことが、質の良い
問いになります。そのためにはよく聞く力、よく解釈して分析する力なども要するのです。
昨日、いわきで行われたホリエモンこと堀江貴文氏の講演会後の質疑応答の時間で、大変合理主義な
堀江氏に無駄の無い、質の良い問いかけをするのは難しいなと改めて感じました。
堀江氏のビジネスや考え方には賛否両論があるかと思いますが、時代の最先端というよりは、10年先、
20年先を常に見ている彼のお話はやはり興味深く、更に有意義なことをお話頂くためには、私なら、
何をどのように質問するでしょう・・・と帰宅後も考えたりしておりました。
私自身もこれからも、質問力を磨いていく必要がありそうです。
(昨夜は、ここ数日2~3時間しか睡眠を取れなかったために、とうとう机の上でつぶれてしまい、
気がついたら2時を回っていましたので、文章半ばで諦めてしまいました。この不摂生を何とかしないと
いけません。また反省。)