今、我が家のお玄関には、赤紫のアネモネと白いチューリップを生けています。
アネモネは普段あまり買わないお花ですが、美しい赤紫に惹かれたのだと思います。
とても魅力的な色です。
花瓶に生ける時は思うがまま。自分が心地よいと思うままに入れていきます。
そして、出来上がりを見て、自分自身で納得しました。 フラワーセラピーの観点から言うと、
「細胞を活性化させて、前向きな気持ちを高めたい」とか「これから頑張ってやっていこう!」という
新鮮な決意がアレンジに表れているのです。
フラワーセラピーは、形の美しさを見せるための生け花やフラワーアレンジメントとは異なり、
お花を使って、自分の心と向き合うものです。
そこに気づきがあったり、癒しがあり、改めて自分自身を冷静に見ることができます。
本日はとても素敵なご夫婦が、フラワーセラピーのレッスンにいらして下さいました。
日々お忙しく過ごされているだけに、生のお花に触れ、お花の中に心を置いて思うがままにアレンジ
された今日のひとときが、少しでもご自分の心と向き合う良い時間になりましたら、私も嬉しく思います。
アネモネは、ギリシャ語の「風」が語源なのだそう。
私も自分の心と向き合いながら、春を呼ぶ風が心地よい、麗らかな季節を胸に待つこの頃です。