私が大学生の頃、父がくれた本の中に、教育哲学者、林竹二氏の
『学ぶということ』というものがありました。
私にとってそれは、強烈な印象を残し、今でもなお
学びというものは、こういうことだと思っております。
それはとてもシンプル。
「学んだことの証しはただ1つで、何かが変わることである。」
学ぶというのは知識を覚えるということだけではなく、
物事や自分自身について、より深く考え、その思考の過程で
今までとは違う新しい何かが、自分自身の中に芽生える、
ということなのだと思います。
本日は、朝から夜まで、ずっとレッスン通しの1日でした。
小学生から、60代の大人の方まで、学びにいらして頂きまして、
本当に有り難く思います。
そして、私自身にとりましても、常に気づきや学びがあり、
その中で生まれた小さな変化がまた嬉しく、それを深める大切さを
感じております。
「学ぶとは、いつでも何かがはじまることで、
終わることのない過程に一歩踏み込むことである。」
これから一層、学びに意欲が湧いてくる季節ですね。