とても感動していた小学生を見て、私まで感動しました。
今日、午前中の英語レッスンで、小学生の男の子の
かねてからの希望で、お茶を点ててあげました。
以前、日本の文化をトピックにしたレッスンの時に、
お茶筅で、シャカシャカシャカ・・とやってみたいと
言っていたのです。
でも、我が家には和室はあっても、お茶室はありませんし、
お道具が全て揃っているわけでもないので、もうそのまま
英語レッスンのお教室で、簡易的にただ、シャカシャカ・・を
体験するという目的でやってみました。
もちろん、彼もシャカシャカシャカ・・。
いかに綺麗な泡を作れるかと、お茶筅、初体験。
それだけでも、とっても嬉しそうにしていた彼ですが、
香りの良い出来上がりのお茶を、苦そうだけれど飲んでみようか、
なめるだけにしようか、やっぱりやめておこうか・・・
と散々悩んだ末に、一口、ゴクリ!
その時の喜びようは、本当にかわいらしかったです。
そして何と、美味し〜いと感動しながら、結局、全て
飲み干した彼の表情は、とても満足そうでした。
正式な形とはかけ離れたものでしたが、体験という形の中で、
この大きな心の動きは、大きな学びになったと私は確信しました。
そして、子どもだけでなく、大人でも、
心を動かされるほどの経験というのは、自分自身の貴重な
学びと財産になります。
感動することって、こんなに素適なことなのだと、改めて感じ、
私も、心が動く何かを常に探し続ける探究心と素直さを
いつまでも持っていたいなと思いました。