日本のマナーと、欧米や中国、東南アジアなどのマナーは
それぞれの国によって異なります。
地域によっても違いがあります。
でもその根底にあるものは共通。
お相手を敬い、思いやりの気持ちを持つことです。
その「心」を動作や表情、言葉などの「かたち」にして
表現したのが、マナーなのです。
ですから、いつでも「心」と「かたち」はセット。
本日は、いわき市生涯学習プラザで
いわき市国際交流協会主催の『美・マナー講座』を
担当させて頂きました。
外国出身の方が多く参加されるこの講座では、
日本での生活に役立つマナーや、美しく見える
大人の立ち居振るまいをお伝え致しましたが、
皆さまとても熱心に耳を傾けて下さいました。
日本人でも、改めて行うとあやふやな点が出てきたり、
迷うポイントも多くあるものです。
でも、どのような時でも、お相手を思う「心」があれば大丈夫。
「心」を忘れて「かたち」にとらわれるより、
「かたち」から少々外れても、思いやりの「心」がある方が
ずっと良いのです。
ただ、より良いコミュニケーションのためには
「心」と「かたち」をセットにしておくと良いですね。
そのための「マナー」なのですから。