どの方面から見ても、美しく透き通っていること。
心中に少しの曇りもなく、わだかまりのないさま。
(広辞苑より)
禅語のことばですが、そのような心の状態になるためには、
あれもこれもと自分の中に詰め込んでは
なかなか難しいことです。
昨日も書きましたように、
心の中は、複雑で色々な感情が入り混じっていますから、
やはり、めりはりをつけながら心を整えることが大切です。
お仕事にある程度集中したら、さっと気分転換をする。
だらだらとしたり、あれこれと欲張らず、
やること、やらなければいけないことを整理して、
ストレスを溜めないようにする。
そうすれば、自然に心の中も清らかになってくるでしょう。
音楽を聴いたり、瞑想したり、呼吸を整えたりすることは
心を鎮め、穏やかにします。
動くときは動き、
静める時には静める。
そのとき、そのときの行動を大切に丁寧にすることで、
心がクリアになってくるはずです。
「八面玲瓏」はどのような人とも円満に
コミュニケーションがとれるという意味もあるそうです。
心地よいコミュニケーションのためにも
まずは、心の中を清らかにしてみましょう。