今は多くのお野菜を一年中、手軽に買うことが
できますが、本来は、四季のある日本ですから、
収穫できる季節が限られ、
旬の食材をとても大切にしてきました。
現在、通年店頭で見られるお野菜は、
ハウス栽培されることが多く、電気やガスなどの
大量のエネルギーを消費して作られています。
また、農薬や人工肥料が多く使われたりしますので、
旬のものというのは、環境に優しいだけでなく、
安全性の面でも優れ、そして自然の恵みを十分に
受けている分、栄養価が高く、美味しいのです。
本日は、いつもマナーレッスンでお世話になっております
フレンチレストラン(ラ・フォンローズ)で
家業のスタッフたちと一緒にお食事をして参りました。
いつもの如く、自家栽培や、お仲間の農家の方々が
大事に育てられた旬のお野菜をたくさん使って下さり、
目でも美味しく、味わっても美味しく頂きました。
(普段マナーレッスンの時は私は頂きませんので、
今日はまた一段と嬉しく頂戴致しました。)
スタッフたちが、また秋も来たいと言っておりましたのは
春のお野菜を堪能できたからこそ。
私たちがスーパーなどで食材を選ぶときも、
やはり利便性だけでなく、本来のお味や栄養、環境のことまで
考えられる消費者になりたいですね。
その時どきの季節の旬を頂くというのは、
とても有り難く、幸せなことだと感じます。