どんなに親しい間柄でも、ず〜っとべったり一緒だと
時に窮屈になったり、親子であれば、衝突が生じたり
してしまいますし(夫婦もかな?)、あまり相性が
良くない者同士が、これもまた無理して近い距離でいると
ストレスが溜まってしまいます。
どのような間柄でも、それぞれに程よい距離感があり、
友人の中でも、年に一回会って十分満たされる人、
時々連絡は取るけれど、年に数回は実際に会って、
近況報告などをしたい人、月に一回は会って情報交換
したい人・・など、色々だと思います。
そして、どのような人でも、良い関係を保ち、良い
コミュニケーションを取るためには、人と人との間で
しっかりと信頼関係を築くことが大切。
その上で、それぞれの関わり方というのがあるのです。
どうしても折り合いがつかない場合は、そ〜っと
距離を置くのも大事ですね。
もしご縁がなければ、それぞれの道、居場所というものが
あるのですから、無理に近づくことはないと思いますし、
また改めてご縁があれば、自然に一緒になる機会ができてくる
はずです。
親子の場合。親は、子どものことが心配なあまり、
過干渉になってしまうケースを多く見ますし、
逆に、上手に愛情を注げないというケースも聞きます。
とても関係が近い分、関わり方は難しいかもしれませんが、
やはり親は、無償の愛情を注ぎながらも、子どもを
自分の所有物のようにして見るのではなく、一個人として
尊重し、信頼して、温かく見守ることが出来れば
良い距離感の中で信頼関係を保てるのではないかと
感じます。
それぞれの程よい距離感、大事にしたいですね。