教育はやっぱり人が行なってこそ意味がある

 教育界でもかなりデジタル化が進んで参りました。

学校の授業でもiPadやデジタル画面を使って行うことが

普通になり、今までとはかなり違うスタイルになって

きています。

もちろん、過去のスタイルにしがみつくのでは、

時代の流れに逆行しますし、今までにないことでも

良いところはどんどん取り入れて、より良くしていく

ということは、どの世界でも同様です。

 今まで人がやっていたことをロボットが取って

変わっていくというお仕事はあります。

その方が効率がよく、生産性も高まりますし、人がやる

必要のないことであれば、最新技術を生かしていくことは

これからも一層加速して進んでいくはずです。

ただ、人を育てていく教育の分野では、それは

ロボットの仕事ではないと思うのです。

 実際、算数ロボットが使われている様子をTVで見ました。

算数を教えるだけでなく、生徒が言ったことに対して

答えてくれたり、表情を変えて反応もしてくれます。

そうすると生徒は、実際の先生に言うよりも

ロボットの方が恥ずかしくなく言うことができたり、

素直に思っていることを伝えたりするというのです。

それって便利? 

子どもにとって言いにくいことを言えたり、

やりたくないお勉強もロボットとならできるから

どんどんロボットに楽しく教えてもらう方が良い?

・・そうではないと私は思います。

確かに覚えなくてはいけない勉強をロボットは

教えてくれるかもしれませんし、AIは人では認識

できない微妙な動きまで感知して、読み取ることが

できると言いますが、

それでは子どもを育てることはできません。

子どもは相手(先生)の表情を見ることで人との

関わりで得る感情を経験として積み重ねていくわけ

ですし、そうであるからこそ、先生(大人)は

子どもに対しても同じ人間として接し、

子どもの微妙な表情や目に見えない部分を見ていく力を

養う必要があるのです。

そしてロボットに言われたら勉強する子どもを

育てるのではなく、自ら学び探求していく子どもに

育っていくように大人が導いていくことが大事です。

 子どもにロボットとやる方が勉強できると言われたら

恥ずかしいと思わないといけないのでは、と思います。

デジタル、AI、ロボットはあくまでも補助的な存在

であること、そしてどれだけその便利な機器を使った

としても、子どもが育っていく本質を見失っては

いけないですね。

これから益々それが問われる時代になっていきます。

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