色の誕生 

 いわきの桜も日曜日をピークに段々と葉桜に

向かっていますが、それでもまだまだ車で街を

走っていますと、至る所にある優しいピンク色が

世の中を幸せにしてくれるような気がいたします。

ピンクというのは、人の心をとても穏やかにする

効果がある色ですね。

私も春になると、お洋服でも着たくなりますし、

お財布やハンカチーフ、マスク、その他小物も

ピンクが多いぐらい好きな色です。

 色というのは、私たち人類が誕生する前から

存在していて、自然を彩ってきていました。

古来から自然とともに、この色にも影響を受けて

人は生活してきたわけですが、多くの国では、まず

明るさを「白」、暗さを「黒」で表現し、そこに

暖色や寒色を加えて色名を作りました。

でも、日本は少し違います。

 日本にはまず「赤」「黒」「青」「白」4種類の

色名がありました。

太陽が昇った明るい状態「明るい」「明ける」から

「赤」が生まれ、「黒」は太陽が沈んだ後の暗い状態の

「暗い」「暮れる」から変化していったと言われています。

また、はっきりと分からない状態の「淡い」から

「青」が生まれ、はっきりと見える、つまり「知る」から

「白」が生まれたのだそうです。

 この最初にできた4色は「明るい」「暗い」などの

状態を表していたものなので、「赤い」「黒い」「青い」

「白い」などというように形容詞に変化します。

「黄」や「茶」など状態ではなく、物の名前から取って

いるものは「色」という字を付けて、「黄色い」「茶色い」

「緑」や「紫」は「緑色の」「紫色の」と表現しますね。

色というのは色そのものも、その名前も奥が深いものですし、

日本人の感性は素晴らしいなと改めて思います。

 そして「さくら色の」桜はやはり、儚くも美しい・・。

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