欠乏感というのは、あれが出来ない、
これが無い、というような負の感情や思考で
その負の感情がまた負を呼び寄せるようにも
思いますが、欠乏感も上手に扱えば
それがプラスに転じて行動力につながります。
マイナスがまたマイナスを引き起こすのは
そのマイナス部分に意識を向けているから。
そうではなくて、無い状態、つまりその空白を
埋めようと脳が働けば、それはポジティブな思考に
なっていくのです。
目標を掲げる時に、理想の未来を設定してから
現在の状況を把握し、その理想と現実のギャップを
埋めるように行動していきますと目標達成に
近づきます。
そのギャップというのは、つまり空白ですから、
それと同じように、空白をまず感じたのであれば、
空白が埋まった状態（欠乏感が無い状態）というのは、
どのような状態なのか、ということを改めて考え、
そして、どのようにしたら、その空白を埋めることが
出来るのか、ということに意識を向けていくと、
それが行動に結びついていくのです。
あれが無い、これが無い、という思いは、
それが愚痴や不平不満になるだけで、その先何も
得ることが出来ず、吐き出された負の感情と
同じようなことがまた起きてしまいます。
世の中、完璧な人はいませんから、誰にでも、
大なり小なりの欠乏感はあると思いますが、
出来れば、それをプラスに転じて
前向きに過ごして参りたいですね。
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