人生の目的は魂を磨くこと

 昨日は「生きる目的」というタイトルで

稚拙な文章を書きましたが、→こちら

今年8月に亡くなられた京セラ創業者の

稲盛和夫氏の言葉の中で胸に響いていたものがあり、

本日はそれを少しだけご紹介したいと思います。

亡くなられてから、稲盛氏の書籍等が更に

多くの方々に目に触れるようになったと思いますが、

経営者の間では元々その考え方、生き方を少しでも

人生や経営に取り入れようと考えていらした方も

少なくありません。

私は経営者と言えるものではありませんが、

稲盛氏の書籍を何冊も読んだり、お話などをお聞きし、

何か自分の人生に生かすことができないかと

以前から思っておりました。

 以下、2013年「盛和塾フォーラム」でのご講演より

少し抜粋させて頂きたいと思います。

 『とかく人というものは、現在が苦しければ苦しい程

愚痴や不平不満を鳴らしてしまうというものです。

しかし、その愚痴や不平不満は、結局は自分自身に

返ってきて、自分自身を更に悪い境遇へと追いやって

しまうのが常であります。

人はどんな境遇にあろうとも、常に感謝をし、自分の

周囲にいる人たちに対しても御礼を申し上げ、また、

現在のこの社会、そして自然に対しても感謝する、

そういう美しい心を持つことが大変大事なことだと

私はかねてから思ってきております。同時に、そのような

澄み切った美しい心を持って人生を生きていければ、

必ずその人の人生には素晴らしい未来が待ち受けている

のだと、私は固く信じております。』

『人生では災難にも遭います。しかし、それらの試練に

出逢いながら自分自身の魂を磨き、美しい心、美しい魂を

作り上げていく、そのことが、私たちに与えられた

人生の目的ではないかと思うのです。

心を磨くとは、魂を磨くことです。

言葉を換えれば、人格を高めるということです。

人間性を豊かにし、美しい人間性を作っていくということです。

 人間は本来、真善美を求めていると言われています。

「真」とは正しいことであり、「善」とは善きことであり、

「美」とは美しいものです。人間はこれら3つのものを

探求する心を持っています。それは人間そのもの自体が

真善美という言葉で表現できる美しい真我、魂を持っている

からではなかろうかと私は思っております。

だとすれば、私たち人間が本来持っている、愛と誠と調和に

満ちた美しい心を作っていくことこそ、私たちが

この人生を生きていくための目的で、自分の人生を

さらに豊かにしていくのだと思うのです。』

・・・・長くなってしまいましたので、本日はこの辺りに

したいと思います。

如何でしょうか。魂を磨くというのは、難しいことに

感じるかもしれませんが、でも、日常の中で起こること、

そして身の回りのことに、1つ1つ丁寧に向き合うと、

誰にでも出来るのではないかと思うのです。

まだまだご紹介したいお話はございます。

続きはまた・・。

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