和の立ち居振る舞い

 現代の生活様式は洋風がメインになっているため

和室が無いお宅も多いでしょうし、拙宅のように

和室はあっても、そこに居ることは殆どない、

というスタイルの方もいらっしゃることと思います。

でも、和室に入るとほっとしたり、畳の擦れる音や

障子を通して入ってくる柔らかな陽の光に、

穏やかな気持ちになったりするのは、やはり、

日本人気質なのでしょうか。

 私は、日中は和室に入ることはあまりありませんが、

毎朝、神棚の前に座る時間は、心を整えるのに

とても大事な時間で、欠かせない習慣。

まず畳の上に正座をして深呼吸すると、

心が落ち着きます。

子ども達にこの和の良さをあまり伝えられなかった

のは残念でありますが、帰省した時などには、

改めて伝えようと感じるぐらいです。

 本日は、マナー講座で和の立ち居振る舞いを

行いました。

知っているようで意外と意識していないことが多い

和のマナー。

和室に通された時に、どのように振る舞ったら

良いのか、お座布団の取り扱いや座り方、下り方、

襖の開け閉めなど、半分は実践です。

古来から、日本人の慎しい振る舞いは美しく、

無駄のない最小限の動きをする所作は、

日頃から習慣になっていないと難しいものです。

ですから、日々の意識がとても大切。

 でも、このような振る舞いは、和の場所に限らず、

心にゆとりを持って、ゆったりとした落ち着きが

必要な洋の場、つまり、私たちが多く過ごす場でも

同じことです。

立ってするか、座ってするか、の違いで、

どちらもお相手を敬い、思いやる気持ちが

根底にあり、その基本をどのような場でも

常に大事にして参りたいですね。

 日本料理の基礎知識も座学で行いましたから、

今度、実際に日本料理店で頂きながら実践する日を

今から楽しみにしているところです。

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