「あるがまま」を受け入れるということ

 自分のあるがままを受け入れて、

思うとおりに行動することは、

わがままとは異なります。

そして、あるがままに生きるというのは、

向上心などを持たずに、そのままの状態で

満足することをいうものでもありません。

 『不妄念』という言葉があります。

正念を忘れずに・・ということですが、

「正念」というのは、広辞苑によれば、

雑念を払い、深く真理を追求すること、

などが挙げられていますけれど、

正念というのは、自分の生命の根っこは

宇宙の生命であることを自覚していること

だとも言われています。

その正念を忘れないでいることが「不忘念」。

 世の中にいる私たちは、目の前のことばかりに

捉われれ、宇宙という広い範囲で自分を見る

ことがなかなか出来なくて、その存在、あり方を

忘れてしまっています。

他人や世間が気になり、なかなか本来の自分を

出せないままにいるのかもしれません。

 たとえばコロナ禍によってマスクをすることに慣れ、

今度はマスクの規制が緩くなったとしても、皆、

周りの様子を見ながら、なかなか外せないマスクをして、

狭い範囲の中に自分の存在を閉じ込めてしまうのです。

日本人の特性というものもありますが、

他人の思惑が気になり過ぎて、本来の姿というのを

忘れてしまい、どこに有り難さを注ぐのかも

見えなくなってしまいます。

 自分の生命は、世の中だけにあるのではなく、

宇宙の力で支えられていること、その宇宙の一員で

あるということ、それを忘れずにいることが

自分の生命の「あるがまま」を受け入れるという

ことなのです。

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