平均台の上を歩くということは、大人になると
なかなか無いことではありますが、でも、ほとんどの方は
小さい頃に経験したことはあると思いますので、
どなたでもイメージはできるかと思います。
順調にバランスをとって歩いていても、
何かの拍子に、ふっと、バランスを崩したり、
何かの力が加われば、もちろん、たちまち下に落ちて
しまいます。
長い平均台ですと、ゴールに着くまで、何が起きるか
分かりません。
人生も同じ。
両手を広げて、今の自分と、周りの環境、置かれた状況の
バランスをとりながら、未来に向かって前に進んでいきます。
でも、途中で思いがけないことが起こって、そのバランスが
崩れてしまい、時には立ち上り、時には下に落ちて、
落ち込んでしまうことだってあるのです。
でも、そうしたら、またそこから上がれば良い。
少し下がったところから上がって、やり直しても良い。
その都度、そこからまたバランスをとって、進んでいけば良い・・。
こうやって皆進んでいくのですから。
上手くバランスがとれる時は すいすいと・・。
バランスを崩してしまいそうな時は ゆっくりと・・。
でも、向いているのは いつも前。