スタッフブログ

 無事是貴人(ぶじこれきにん)

 私たちは大切な命を頂き、宇宙に生かされている

一人一人がとても大事な存在です。

そしてそのかけがえのない唯一無二の存在である

ということを知り、その命をどのように使い、

どのように生きていくのかということを

しっかりと考えることは、とても大事なことです。

 禅語に「無事是貴人」(ぶじこれきにん)というのが

あります。

無事というのは、私たちは日常でよく使いますが、

禅語の無事というのは、平穏無事、何事もない

ということではなく、もっと深い意味があるようです。

 外に向かって答えを求める心を捨てきり、

さわやかな境地であるということなのだそう。

要するに、あのようになりたい、どうしたらよいのか

幸せや救いなどを求めることをせず、

自分の中にその答えがあり、求める必要がない

ということに気づいたら

そこに安らぎがあるということ。

それが「無事」なのです。

 外に求めなくても、しっかりと

それぞれ、誰にでも輝きの元があり、

それを自分で見つけて輝かせるのか

輝かせられないままでいるかは自分次第です。

それは決して人が輝かせるものではありません。

自分の命を全うするために

自分には何ができるのだろうか、

自分の人生の使命は何であろうか、

自分らしく生きるためにはどうしたらよいのだろうか

ということは自分が一番よく知り、

人に答えを求める必要はないわけです。

それがわかった時、そして、それを実感できた人こそが

尊ぶべき人だということです。

 人それぞれに魅力があるのですから、

その魅力に気づかなかったり

気づこうともしなかったりするのは

もったいないですね。

それは決して着飾ったり、宝飾品を身に纏った

姿ではなく、本来もつ命の輝きの部分です。

あなたの魅力は何ですか。

あなたができることは何ですか。