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 江戸しぐさに習う 〜三脱の教え〜

 人としてのあるべき姿というものを大切にし、

それがあってこそ、江戸の社会が成り立つと

考えていた江戸時代の商人たちが築き上げた

「江戸しぐさ」というものがあります。

それは、人付き合いの知恵であり、行動哲学でも

ありました。

その「江戸しぐさ」は

公式な記録として残っているものではなく、

言葉で現代まで伝えられてきたものでありますが、

私たちが良好で円滑な人間関係を築く時に

非常に参考になることが多くあるのです。

 その中に「三脱の教え」というものがあります。

この「三」というのは「年齢」「肩書き(職業)」

「地位」のこと。

それを初対面の人には聞いてはいけない、

ということなのです。

これらの3つはいずれも、お相手のプライベートや

表面に関することです。そのような表面的なことに

こだわり、先入観を持って人に接すると真実が見えず、

正しい判断ができなくなる、という教えでもあります。

人と接する時には、その人自身と向き合って、

内面をしっかりと感じ取りながらコミュニケーションを

とることがとても大切です。

また、自分尺度で考え、「自分は年齢を聞かれても

全く問題ないのかだら、人にも聞いても良いだろう。」

という方がいらっしゃいますが、それはその人の

基準であるわけですから、様々な人の立場になって

考えてみるという姿勢はとても大事なことですね。

 今は、あらゆる情報が入ってきます。

でもそれだけ多くの情報を的確に見抜く力も必要です。

この情報がどのような目的で、どこから発信されているのか

ということなどもしっかりと考えなければいけません。

人との間では、年齢や社会的地位、経済力などで

判断するのではなく、どのように接したら良いのか、

先入観なく人を見抜く力、本質を見る力、

そのようなことを現代の私たちは改めて考えることも

重要なのではないかと思うのです。

 「江戸しぐさ」に習うところは沢山あります。

現代のマナー、国際マナーにも非常に通じるのは、

「思いやりの心」や「気配り」というものを

江戸商人の人たちもとても大切にしていたからですね。

マナーレッスンでも、表面的なことだけでなく

そのマナーの本質を学んで頂けたら、私もとても

嬉しく思います。

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