本日は七五三の日が近いということもあり、
小さいお子様たちの晴れ姿を見て、とても微笑ましく
なりました。
我が子たちのことを思うと遥か昔のことで、とても
懐かしく感じますが、このような人生の節目というのは
とても記憶に残る幸せな日になりますね。
でも通過儀礼は一生の中で数えるほどしかありませんから、
あとは、日常でどれだけ幸せを感じられるかは、
日々の自分自身の感じ方次第です。
ささやかなことでも満ちたりた気持ちになれるかどうか。
それは、生きることに対する真剣味によるのかもしれません。
中途半端ではなく、常に何事に対しても一生懸命に
取り組むめば、それがたとえ上手くいかなくても、
心は満たされます。
そうすると、感謝の気持ちが湧いてきて、小さなことにも
有り難い、幸せだと思えるのです。
一生懸命に生きるというのは、「今」を生きる
ということ。
「今」というこの瞬間に心を込めることが大切です。
「今」の「心」と書いて「念」。
「念ずる」というのは広辞苑によると、
心中に祈る。祈願する。という意味のほかにも、
常に心にとめて思う。という意味もあります。
常に今の心にとめて丁寧に生きることが出来れば、
今がどのような状況であったとしても、その先は
必ず明るくなるはずなのです。
自分の幸せは自分で作っていくことが出来ます。
動く時も、リラックスする時も、仕事をする時も
遊ぶ時も、学ぶ時も・・・常に念じながら真剣に
取り組むことでその時間は充実します。
そして今の自分の気持ちを大切にしたり、
目に見えるものだけではなく、目に見えないものにも
大事なことがあるということを忘れずに、
「今」を大切に生き、ささやかな幸せを味わうことが
できると良いですね。
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