2016年10月

 佇まい

 10月31日。本日はハロウィン当日。週末辺りから、仮装している人たちを多く見かけました。

ハロウィンはもうお祭りのようになっていますので、仮装も可愛いものから、凝ったデザインのものまで

様々ですね。大勢で度が過ぎると、どなたかにご迷惑をかけてしまうことにもなりかねませんので注意が

必要ですが、ちょっといつもと違う自分の姿を見せるという表現の場。1年に1度のイベントとして

楽しむのも良いのではないかと思います。

『佇まい』という言葉、もとは立っている様子のことを言っていましたが、人の生き方、暮らし方、また

そのものから醸し出されている雰囲気を表す言葉です。仮装をしていれば、本来の様子や雰囲気が隠れて

分かりませんが、それは年に1度。やはり普段はこの「雰囲気」を大切にしたいものです。

美しく見える雰囲気を身につければ魅力的に見えます。美しく見える雰囲気とは、立ち居振る舞いやしぐさ

が美しいということです。決して生まれつきの容姿のことでは無く、あくまでも内側から出され、お相手に

見えない波長で伝わる美しさのことです。・・ということは、もしかしたら仮装していてもその方に内面の

美しさがあれば、とても素敵で魅力的なオーラが出ているかもしれません。

いずれにしましても『佇まい』、美しくありたいものです。

 マリー・アントワネット展

 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている『マリー・アントワネット展』を見に

行って参りました。

 マリー・アントワネットが結婚後フランス革命までの20年間を過ごしたヴェルサイユ宮殿が、日本で

初めて企画・監修を行い、様々な肖像画や絵画、彼女が愛用した食器や家具など、200点ほどが集められ、

とても見応えのある展示でした。

 オーストリア大公マリア・テレジアの15番目の子として生まれたマリー・アントワネットは、とても

のびのびとした環境で育ちましたが、彼女がわずか14歳の時、1770年に当時のフランス王太子(のちの

ルイ16世)のもとに嫁ぎ、人生が一転します。パリの最新流行を取り入れ、ファッションリーダーの

ように斬新な髪型や美しい装い、そして時に作法にこだわらないシンプルなドレス、彼女のセンスが細部

にまで反映された室内装飾品など、王妃としての栄華とその後の37歳で人生の幕を閉じることになる悲劇

までの愛用品や、絵画、宮殿内のプライベートルームの再現は、私たちがその時代を体感できるような

素晴らしい空間で、息を飲むほどです。

中でも印象的だったのは、マリー・アントワネットが母マリア・テレジアに贈った『日本』という名の

ついた伊万里焼から想を得ているセーブル磁器と、美術市場で買い集めたという蒔絵が施された日本の

漆器です。宮殿には70点を超えるコレクションがあるというのには驚きでした。

本などで読むのとはまた異なり、実物を見ることができ、とても楽しいひとときとなりました。

まだまだ来年2月まで開催されていますので、お時間のある方は是非、足を運んでみてくださいませ。

 ワクワク感

 何歳になってもエネルギッシュでいたいもの。私より年上の方がパワフルに活躍していらっしゃると、

とても刺激を受けることがあります。でも反対に、若い方からのパワーは、一緒にいたり、見ているだけで

刺激的。若さが羨ましくもあり、少しでもそのエネルギーを受けて自分自身の活力にしたいとも思います。

 本日は、友人と学園祭に足を運んで参りました。広いキャンパスに様々な施設が整った環境は、学びの

場としてとても贅沢なことです。沢山の可能性が散りばめられているそこを、いかに活用し、多くの事を

身につけていくかは本人の努力次第。大人になって気づくことが多いのもよくわかりますが、若い人たち

にはどのような事でも色々な経験を積んで、羽ばたいてもらいたいと願います。

 人生はワクワクするという気持ちを持つことが大事。このワクワク感を何歳になっても持ち続けること

がパワフルでいられる秘訣なのではないかと思います。何をやる時でも全力で楽しみながら取り組む。

あまり気が乗らないことでも、やらなければいけないのであれば、その中で楽しみを見つけてみる。

小さい頃には何にでもワクワクしていた筈なのに、歳を重ねるにつれ、どこか冷静になってしまうのかも

しれませんが、やはりいつまでもエネルギッシュでいられるように、ワクワク出来る純粋な心を持ち続け

ていたいと、大学生たちの姿を見て改めて感じました。

 読書

 今日はとても冷え込む1日でした。いわきは午後から雨が降り始め、雨の打つ音が一層冷たさを強調

しているようにも思えて、温かい飲み物にホッと致します。

このような時はココアでも飲みながらゆっくりと読書をしていたいのですが、なかなかそうもいかないのが

現実です。でもその点、子どもたちは自由ですね。生徒さんの中に、本がとても好きな子がいて、今日も

教室内の本をお家に持って帰っていきました。英語絵本、日本語の本、図鑑など、教室内のものは貸し出し

自由にしてあるのです。

本。あの小さな物の中で大きな世界が広がり、喜怒哀楽がたくさん詰まっていています。実世界では体験

できないことを、いくらでも経験することができ、それだけ心を動かされ、人生が深くなっていく読書。

出来れば小さいうちからその喜びを知って欲しいと思います。

 今の私はというと、本はたくさん読みますが、もっぱら斜め読みで、読書を楽しむという時間が無く、

寂しいところです。「忙」という字は心を亡くす、と書きます。生活に追われ、仕事に追われ、慌ただしく

過ぎていく時間だけのままでいると、やはり何か大切なことを忘れてしまうような気がします。

心を大切にし、ゆったりと本のページをめくりながら、ちょっと別の世界へ旅する時間、何とか作りたい

と思うこの頃です。

 組み合わせ

 私の好きな色はピンク。そのピンクにダークブラウンを合わせるのは、私の好きな配色の1つです。

色の組み合わせ、ファッションの組み合わせ、インテリアの組み合わせ、お料理の組み合わせ、

人と人との組み合わせ・・・私たちの生活の中では、様々な物や人が共存し、それらが違和感なく合って

いると、落ち着き、心地良くなるものです。

何かちょっと違う、落ち着かないと感じた時は、その組み合わせを客観的に見直してみたり、どなたかと

しっくりこないと思った時は、お相手のことを一度全て認め、受け入れてみると、そこから自分自身の

接し方を変えていくことが出来るかもしれません。

より心地良く暮らしたり、より良いお仕事をするためには、ベストな組み合わせを見つけていくことも

大切です。いつも上手くいくとは限りませんが、探っていく中で、絶妙な組み合わせに出会った時は何だか

とても嬉しくなりますね。

 本日はお菓子の先生に「タルト・タタン」「シブースト」を教えて頂きました。シブーストは様々な

工程があり、1人で上手に作るのは大変ですが、どちらもパイとおりんごを使います。同じ材料なのに、

それぞれ合わせるものが少しずつ異なり、それでも絶妙な組み合わせなため、とても美味しく出来上がり

ました。私が今まで作っていた単なるアップルパイとはまた違い、本格的なお菓子です。

 同じ材料を使っても、様々な組み合わせがあるように、暮らしの中でも、固定観念を一度払って新しい

組み合わせを考えてみると、新たな発見があるかもしれません。

それも人生を楽しむエッセンスの1つなのではないかしらと感じました。

 心のゆとり

 今朝、ガラスで指を切ってしまいました。そそっかしい私は、どこかにぶつけたり、お料理をしていて

やけどをしたり、よく怪我をしてしまします。今朝は不燃ごみのお片づけをしていた時でした。割れていた

ガラスに気づかずスパッと。ほんの僅かですが、指先というのは痛いものです。

忙しい時、慌てている時、疲れが溜まっている時、このような時は心にゆとりがありません。ですから

注意が散漫になってしまうのですね。

お皿を割ってしまったり、指を切ってしまったら、私にとって自分自身を見つめ直す良いきっかけに

なります。いくら忙しくてももう少し落ち着いて、ゆっくりと深呼吸してから次の行動に移る。

1つ1つを丁寧に行う。目先のことをこなすだけにならず、行動に想いをのせる。

それらは何でもないことのようですが、とても大事なことのように思います。

自分のためではなく、同じ空間にいる方たちのために。

心にゆとりをもつことが出来れば、周りの方たちにも心を配ることが出来ます。

心を配ることが出来れば、良い空間を作ることが出来ます。

良い空間を作ることが出来れば、心穏やかなコミュニケーションをとることが出来ます。

 忙しい時ほど、心のゆとり・・大切です。

 ゆっくり深呼吸して・・・

 

 ハロウィーンウィーク

 近年、日本でも多くの人がハロウィーンを楽しむようになり、100円ショップでも様々なグッズが販売

されているなど、子どもから大人まで、とても身近なイベントになりました。

当英語教室でも今週はハロウィーンウィークなので、私も生徒さん達と様々なアクティビティをしながら

楽しい時間を過ごしております。

でも・・・ハロウィーンって何でしょう?

仮装したり、お菓子を頂いたりする秋のお祭りだけのようになっていますが、

ハロウィーンとは

   キリスト教の全ての聖人を祝う「万聖節」と古代ケルトのドルイド教の新年を祝うお祭りが

   融合して出来たものだといわれています。

   万聖節とドルイド教の新年はいずれも11月1日。ハロウィーンの10月31日は万聖節では前夜祭、

   ドルイド教では大晦日にあたります。

   「諸聖人の日」All Hallow の「前夜祭」Eveなので10月31日を『Halloween』と現代は呼ぶように

   なりました。

少し知識があるだけで、またハロウィーンの楽しみ方が変わるかもしれませんね。

我が家の子ども達が小さかった頃はまだあまり日本に浸透していなく、様々なグッズを揃えるのも一苦労

でした。それでも毎年、私も子ども達と一緒になって仮装しておりましたので、懐かしい良い思い出です。

その仮装グッズ。全て英語教室の貸し出しアイテムになっていて、今でも活躍中!

Happy Halloween !!

 姿勢

 周りの方々に信頼感、安心感を与え、好感を持たれるには、私たちはまずどうしたら良いでしょう。

第一印象の決め手は・・・「姿勢」です。今、自分がどのような姿勢でいるのか、立っている時、座って

いる時、歩いている時・・自分の認識以上に周りの方たちは見ています。

これは世界共通、プロトコールでも同様。「正しい姿勢」であることは非常に重要です。

なぜ「正しい姿勢」が大切なのかと言いますと、正しい姿勢をすると、内臓が本来の位置におさまり、

血液の流れが良くなって脳の働きが活性化、そして、精神状態が安定するからなのです。

単に見た目を良くするためということではなく、自分を大切にする習慣と、周りの方たちを思いやる心の

ゆとりを持つことが大事で、そのためにマナーの基本として「姿勢」を整えなければなりません。

 姿勢が正しくなれば、心の持ち方も変わり、

心の持ち方が変われば、空間が心地良くなり、

心地良い空間があれば、素敵なコミュニケーションをとることが出来るようになります。

まずは背筋を伸ばし、重心を下げて上半身はふんわりと・・・正しい姿勢を心がけましょう。

 本日は、素敵な立ち居ふるまいを身につけるマナーレッスン。もともと姿勢がお美しい方ですので、

内側からの魅力を更に引き出していらっしゃいました。

私も衿を正して、これからもマナーの大切さをお伝えして参りたいと思います。

 

 霜降

 きらきらと輝く氷の結晶。植物などの上に見ると、寒さに耐えるその葉がちょっと可哀想に思えます。

「霜」。昼間に大気中に含まれていた水蒸気が、夜になって気温が下がると、植物や地面の表面に付く

氷の結晶です。地表に見える霜柱との違いは、空気中の水蒸気が凍ったものか、地中の水分が毛細管現象

によって地表に上がりながら凍ったものなのか、ということです。

霜の結晶の形は様々。針状、羽根状、うろこ状、枝状など。でもやはり、雪の結晶のような霜が綺麗です。

光に反射して輝く氷の結晶は神秘的。自然が生み出す芸術ですね。それでもどうか、あまり植物の上には

霜は降りませんように・・と願いますが、昨日、盛岡では、初霜が観測されたそうです。

朝夕は冷えこみ、冬に近づいてきている感じがします。

 今日は二十四節気の「霜降」。まさに、早朝に霜が降り始める頃です。

皆さま、お風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。

 

 ギリシャ語由来の言葉

 私たちが日常的に使っている言葉の中には、ギリシャ語由来のものがたくさんあります。

アスパラガス、オリンピック、オーケストラ、カリスマ、シンボル、プラスチック、エコロジーなど。

ラテン語だけでなく、多くのギリシャ語が英語に取り入れられて、外来語として日本でも使われているの

ですね。

国際儀礼『プロトコール』もその内の1つです。「プロト」が「最初の」、「コル」は「糊」という意味で

「公書証明の真正であることを証明するために、用紙の第一面に糊付けされたもの」を表していました。

これが次第に、国家間の儀礼を意味するようになったのです。「糊」のように違う者同士をつけて仲良く

しましょう・・という想いが込められていたようです。

『プロトコール』は国家間の外交上のルールですが、これが国際水準のマナーであり、文化も宗教も異なる

人同士が気持ちよく交流できるように、という思いやりの心から生まれています。

ですから、どのような方達ともスムーズなコミュニケーションをとるためには不可欠なものなのです。

 自分が恥をかかないように学ぶのではなく、お相手のために、愛情と敬いの心を持って接することが

できるよう学んだルールは、必ず円滑で素敵なコミュニケーションに繋がります。

 「スクール」これもギリシャ語由来の言葉。現在使われている意味と同じ「学ぶ場所」です。

当スクールも多くの皆さまにとって素敵な「学びの場所」になりますように・・