私たちが日常的に使っている言葉の中には、ギリシャ語由来のものがたくさんあります。
アスパラガス、オリンピック、オーケストラ、カリスマ、シンボル、プラスチック、エコロジーなど。
ラテン語だけでなく、多くのギリシャ語が英語に取り入れられて、外来語として日本でも使われているの
ですね。
国際儀礼『プロトコール』もその内の1つです。「プロト」が「最初の」、「コル」は「糊」という意味で
「公書証明の真正であることを証明するために、用紙の第一面に糊付けされたもの」を表していました。
これが次第に、国家間の儀礼を意味するようになったのです。「糊」のように違う者同士をつけて仲良く
しましょう・・という想いが込められていたようです。
『プロトコール』は国家間の外交上のルールですが、これが国際水準のマナーであり、文化も宗教も異なる
人同士が気持ちよく交流できるように、という思いやりの心から生まれています。
ですから、どのような方達ともスムーズなコミュニケーションをとるためには不可欠なものなのです。
自分が恥をかかないように学ぶのではなく、お相手のために、愛情と敬いの心を持って接することが
できるよう学んだルールは、必ず円滑で素敵なコミュニケーションに繋がります。
「スクール」これもギリシャ語由来の言葉。現在使われている意味と同じ「学ぶ場所」です。
当スクールも多くの皆さまにとって素敵な「学びの場所」になりますように・・