2019年10月

 自分の感情に丁寧に向き合うことが大切

 私たちの生活は、10年後、20年後、どのように

なっていくのか、また、次の世代の人たちが

生きていく時代は、更にどのように変わっていくのか、

想像できる部分と、想像を遥かに超える部分が

あるのだと思いますが、様々な情報がAIにインプットされ、

感情までもが、情報として組み込まれていく時代になり、

私たち人間は、やはり、本来の人間らしさを失わない

ことが大切です。

 人として、人間らしく生きていくためには、

やはり、日頃の生活で、その時その時の自分の感情を

しっかりと意識していくことがとても重要。

喜びも悲しみも受け入れて、

1つ1つ丁寧に感じていくのです。

悲しみを乗り越えるのには、時間がかかるかもしれません。

でも、それはやはり、最終的には自分次第。

自分なりの悲しみを乗り越えられる術を知り、

そして、小さなことにも喜びを感じられる

素直な心を持つことが大事です。

その感情を丁寧に、心に留めながら生きていくこと。

その積み重ねが、心を豊かにし、

人間力を高めていくのではないかと思うのです。

 何をするにでも、思考だけではなく、

豊かな感情や感覚を持ち、バランスを上手にとりながら、

日々暮らしていけるよう心がけていきたいですね。

人間らしく・・。

自分らしく・・。

 

 

「不雨花猶落」(あめならずして はな なお おつ)

 物事がうまくいかなかった時や、失敗してしまった時、

反省することも、もちろん大切ですが、

過去に囚われすぎて、自己否定してしまっては、

次になかなか進むことができません。

事実は事実として受け止めて、「次は頑張ろう!」

という気持ちの切り替えも必要です。

「雨ならずして花猶落つ 風無くして絮(いと)自ら飛ぶ」

という禅語があります。

雨など降らなくても、咲いた時から花は落ちる運命にあり、

風が吹かなくても柳のわた毛(種)は、時がくれば、

自ら飛んでいく。ということです。

 物事には、理屈ばかりに囚われても、

どうしようもないこと、仕方がないこともあります。

大した原因は無くても、うまくいかない時はうまくいかないし、

何か物事が起きる時には、起きてしまうこともあるのです。

反省することばかりになってしまって、迷いや不安ばかりが

出てきたのであれば、それは、何の解決にもなりません。

 人は必ず成長するもの。

雨が降って落ちるお花もあるけれど、

雨が降らなくても落ちる運命にあるお花。

我が家も、そろそろ植え替えしないと、と思います。

これからの冬に向けて、寒さにも強いお花を植えると、

またそこから自然の強いエネルギーを受け取れます。

自然が四季とともに循環しているように、

私たちも、様々な経験をしながら成長し、

そして、前に進んでいける力があるはずです。

 

 

 

 

 喜ばせる順番を間違わないように・・

 他人のために何かしたことで、喜んで頂けたら、

それはとても嬉しいものです。

感謝されたり、笑顔になって頂いたら、

それは自分の喜びにもなりますね。

 でも時々、自分の “与える喜び” について

改めて考えてみることも大事です。

どうして、それを他人のためにやってあげるのか。

喜んで頂けるからやるのか。

感謝して頂けるからやるのか。

それとも、ただただ自分がやりたいからなのか。

もちろん、ほとんどの人は、どなたかに自分のために

やって頂いたら感謝すると思いますが、

もし、お相手が、やってもらって当たり前、

当然の如く受け取り、大して感謝もされなかったら

どうでしょう。

その時は、気分が良いものではないかもしれませんが、

そこで「なんで!?」「何なの!」と怒りの感情が

でてきたら、それは、お相手の喜ぶ姿や、

感謝の言葉を見返りにしてしまっている、

ということになります。

「そういう人のいるわよね。」ぐらいに思えれば楽。

 そのためには、他の人に与える前に自分自身を喜ばせ、

満たしておくことが大切なおです。

また、自分で自分を満たすことができないと、

他の人とのそのような関わり合いがなかったら、

喜びも得られなくなってしまいます。

 お相手が笑顔で返してくれなくても、

こちらからは、いつでも笑顔で挨拶できるようにするのも、

やはり、自分が満たされていないと、

続かなくなってしまうのです。

自他ともに、大切に大切な存在。

だからどちらも大切に・・

「朋友はわが喜びを倍にし、悲しみを半ばとする」

 友人の存在は、本当に有難いと心底感じたこの2週間。

台風19号の影響で、レッスンや大事な用事なども泣く泣く

キャンセルいたしましたが、その分、出来た時間を

川の氾濫で被害を受けた地域の方々に、全国の多くの

皆さまから頂戴しました心温まる物資をお届けする等の

時間に充てました。

曜日や日にちの感覚が全く分からなくなった2週間でしたが、

人が前向きになれる強さ、慰め合う思いやり、

支え合う温かさ、そして、現実問題として、災害に対する

日頃の意識と、今後、万が一起こった場合の対応等の

大切さなど、様々なことを感じた日々でした。

 家が半壊になった方から、失ってしまった方々の

ことを思うと、本当に胸が痛みますが、それと同時に

全国の様々なところでご縁がある方々からの、たくさんの

愛あふれる想いに、胸がいっぱいにもなりました。

 本日のタイトルにしました哲学者キケロの名言

「朋友はわが喜びを倍にし、悲しみを半ばとする」

これを、心底感じ、涙がでます。

(解説は要りませんね。その言葉通りです。)

 津波を引き起こす海でも、私たちにとって大切な恵みであり、

 氾濫を引き起こす川でも、私たちにとってなくてはならない自然。

私の心の奥底にいつもある「想い」もやはり

かけがえのない友のため、家族のため、世の中のために

いつまでも大切にしたいと思います。

「心奥に たえず流るる 思川」 by ちづこ

 雨のち雨の時

 台風19号の後、被害があったところは

少しずつでも、前を向きながら、

皆様頑張っていらっしゃるのに、

無情にも、追い打ちをかけるように雨が振りました。

そして、昨日もかなりの大雨により、避難指示がでて

避難を余儀なくされたり、多くの方たちが、不安な時間を

過ごされていました。

 もう、夢なのかこれが現実なのか、夢であってほしい、

と日々思われている方もいらっしゃることとと思います。

お水の有難さを感じながらも、自然水害の怖さを知り、

私もお水にたいする意識というのを再確認いたしました。

 雨ののち雨。そして雨・・。

人生の中でも、また同様に、そのようなことが起こり得ます。

次から次へと、うまくいかないことばかり。

そのような時も、学びがたくさんあります。

そして、当たり前である事柄にも感謝の念を持つことが

できるようになり、謙虚に受け止めて、

そして、そのような時だからこそ、

行動し、あえて自分から学びの機会を得るようにしていく

ことも大事です。

悔やんでばかりだったり、反省ばかり、

過去を向いているだけですと何も変わりません。

雨のち雨といういうこともあるけれど、

自然に身を委ね、前を向いて、

インプットを沢山すること。

そして、その中からまた知恵を出し、

乗り越える術を見つけることが出来るのです。

晴れない雨はなく、

いつか必ず晴れてきます。

「神に祈る」

 自分の考えていること、想像していることに

関連する事柄や言葉というのは、どういうわけだか

何度も目についたり、良く耳にしたりするものです。

それは、無意識にその情報をキャッチしようとしているから。

ですから、将来のこと、自分の未来像などを

しっかりと考えたり意識していれば、

必然的に多くの情報を手にすることが出来ます。

そして、そこから行動に移すことが出来るので、

思考は現実になりやすいのです。

  それとは少しずれるかもしれませんが、

先ほど「櫻井翔の人を動かすスピーチ術」という本を

パラパラとめくった時に最後のページに出てきた言葉。

それが『神に祈る』でした。

今、まさしくその心境です。

 いわきは、夕方から雨が強くなり始め、

また川の氾濫の危険性があるために、

避難勧告から避難指示へ・・。

そして、何度も鳴る携帯の警報だけではなく、

外では、サイレンが長時間に渡りけたたましく

鳴り響いていました。

その後、川はまた3ヶ所も氾濫し、各地で土砂崩れ。

いまだに外では雨音が強く、不安を掻きたてます。

朝になる頃には雨は止むのでしょうけれど、

我が家も川にかなり近いため、

大事なものは2階に持っていき、

休むことにしたいと思います。

 数人の方々からは早速、心配のメールを頂き、

ありがとうございました。

我が家だけでなく、全国各地、これ以上の災害が

ないことを、心から神様に祈ります。

 

 

 

 

 二歩でも一歩でも先を想像する

 今、やっていることは丁寧に集中して一生懸命に

やることは大切ですが、たとえその時にうまくいっても、

その後どうなるのか、どのような状態だから、

次に何をしたら良いのか、というところまで

イメージしてできると、その時限りの達成にはならず、

常に進歩していくことができます。

大切なのは、次の展開を想像するということ。

 もちろん、その通りにならないこともあります。

想像ですから・・。

でも想像だからこそ、自由で、どのような可能性もあり、

絶対にそうならなければいけない、というものでもなく、

行動しているうちに、道筋が変わってくることもあり得ます。

 ただ、見ている先が目の前、というだけでなく、

一歩でも二歩でも先を見て、行動することが大事なのです。

世の中には、色々な状況があったり、様々な変化もあり、

自分の思い通りにはならないことも、

想像を超えたことが起こることもあるのが当然。

それが、良いこともあれば、マイナスのこともあります。

でも、たとえ想像を超えた良くないことがあったとしても、

人間の軌道修正の力というのは、誰にでも

備わっているもの。

それを上手に使えるか使えないかは、心持ち次第です。

 それまでの成功と失敗、様々なことを経験してきた

その学びをしっかりと活かして、想像力を働かせて

進んで参りましょう。

 セレンディピティ

 ここのところ、ず〜っと余裕がなく、

自分のことに関心を向けるゆとりもなかったのですが、

ふとデスクの上の香水瓶に目が止まり、

「 Serendipity 」の文字が目に入ってきました。

セレンディピティ。私の大好きな言葉。

私のオリジナルの香水の名前にもしました。

 セレンディピティとは、一言で言うと、

「偶然をとらえて幸運に変える力」のこと。

セレンディピティという言葉が初めて使われたのは、

18世紀の英作家ホーレス・ウォルポールが、

友人のホーレス・マンに送ったお手紙の中で、

「おとぎ話(セレンディップの三王子)を読んで感銘したので、

偶然による大発見をセレンディピティと呼ぶことにしよう」と

提案したところからなのだそうです。

 偶然による大発見は、ノーベル賞を受賞された方々が

よく例で挙げられたりしますが、これは、常に将来の

ビジョンを描き、更新し、努力を惜しまないからこそ、

小さなことも見逃さず、素晴らしい発見に繋げることが

できたからです。

 2019年のノーベル化学賞の吉野彰氏は、

リチウムイオン電池開発の貢献により受賞されました。

今でこそ、ノートPC、スマホ、デジタルカメラ、ハイブリッド車

などに当たり前のように入っているものですが、

独創的な発明を事業とし成功させるまでには

突き当たる3つの苦労があったそうです。

基礎研究で苦労、開発研究で苦労、そして、

製品化した後も、売れなくて苦労。

でも、諦めなかったからこそ、この大きな偉業を

成し遂げられたのですね。

 この幸運を引き寄せる能力「セレンディピティ」は

ノーベル賞を受賞されるような素晴らしい方々だけが

持っているのではありません。

誰でもその力を持つことができ、幸運として捕えることが

できるかどうかは、本人の努力次第なのです。

 私も常に視野を広く持ち、アンテナを立て、小さなことでも

見逃さず、そしてそれを行動に繋げられるよう、これからも

努めて参りたいと思っております。

 好きな香りを調合して作った私のオリジナル香水「 Serendipity 」。

久しぶりに寝る前につけて、癒しの眠りにつこうかなと

思います。

 

 

 自分を生きる

 皆さまにご心配おかけしておりましたが、

我が家もほぼ通常通り、お水がでるようになりました。

ほぼ、というのは、キッチンのお水が、ちょっと

以前より、水圧が低い感じなのですが、

「出た!出た〜!」と喜んでいたのに、また断水!

という地域もあったそうなので、

大事に使わないといけませね。

「蛇口を回せば、お水が出る。」

って本当にありがたいことなのです。

 さて・・

先日も書きましたが、

被災地へ支援するのも様々な方法があり、

自分のやりやすいやり方で、できる範囲で

やるのが一番よく、

そのやり方を批判するなんていうことは筋違い。

祈るだけでも素晴らしい支援です。

それぞれの立場、能力、資質、状況に応じて、

想いを寄せることが大事なのです。

 どのような時も自分らしくすること。

他人がやったからやったのではなく、

自分の意思で、自分の責任で、自分の決定で行うわけで、

自分が他人より勝っているとか、

自分のやっていることが一番正しい、と考えるのは

おかしいですね。

 自分の軸をしっかりと持ち、自分のあり方を考え、

他人と比べず、ましてや他人の生き方を批判せず、

「自分を生きる」ことができたら、

他人の手助けもでき、心からの想いを寄せることが

できるのだと思います。

最期まで、「自分を生きる」ことができるように

努力をしていきたいですね。

 先日、娘と話をしていて、私が50歳だから、

人生100年時代なら、ようやく折り返し地点!

わ〜〜、まだまだ、道のりは長いです。

 

 

 

 

 

 

 自分が感じるように世界は映る

 世の中は辛い、生きにくい、

とばかり考えたり、感じたりしていると、

世の中のそのようなことばかりが目に入ってきます。

 世の中は優しさに溢れている、

素敵なことが世の中には沢山ある、と感じていれば、

やはり、そのようなことばかりが目に入ってきます。

 同じ世界を見ていても、

人によって見え方が違うのは、

それぞれが感じているように見えるのと同時に

脳が自分が考えている事柄を更に無意識に探すように

なっているからです。

 自然災害の犠牲になってしまった場合、

住む家がぐしゃぐしゃになってしまって

本当に辛い毎日を送っていらしても、

何故自分はこのような目に合わなければいけないのか。。

と考え、周りを見ても、辛いこと、悲惨なことしか

見えてこない方と(もちろん辛いのは心から承知しております。)

同じ状況でも、起きた出来事を受け止めて、

周りの優しさや愛に感謝しながら

日々を、そして、その瞬間瞬間を大切にして、

過ごしていらっしゃる方と、いろいろです。

 私は今回、断水しかしていませんが、

(あともう少しで復旧するかも!)

本当に世の中の方たちに感謝の言いようがないほど、

温かな優しさを山のように受け取り、

愛溢れる世の中が見え、

私がよく言っている、小さな喜びを

大きく喜ぶことが出来ています。

皆さまのおかげです。